ファクタリングの手数料(掛け目)の仕組みと負担

ファクタリングには手数料が発生します。一般的には金融機関の融資と比較すると、ファクタリングの手数料は高めに設定されています。ファクタリング会社により手数料も異なっていますので、利用前には必ず手数料の仕組みと負担を確認しておきましょう。

ファクタリングの手数料

着手金

  • 3万円程度まで

ただし現在では多くのファクタリング会社が着手金無料でサービスを提供しています。

諸費用(実費)

  • 事務手続費用→1社につき10,000円程度
  • 契約書貼付収入印紙代→200円~
  • 債権譲渡登記費用(登記の必要がある場合)→15,000円~
  • 登記抹消費用(登記後、抹消を行う場合)→1,000円~
  • 公正証書(契約内容により発生)→5,000円~43,000円程度
  • 確定日付(契約内容により発生)→700円

これらの諸費用(実費)は契約金額により異なってきます。

手数料

手数料は業界用語で「掛け目」とも呼ばれます。
取引内容や利用状態などにより、以下のようなケースで決められます。

1~5%
3社間取引、入金口座の変更や管理権限の譲渡、売掛先への通知が必須の場合

6~15%
2社間取引、売掛先や利用企業の信用力が高い場合2回目以降は安くなる傾向があります。

15~20%
2社間取引、1回目の利用の場合はこの程度の手数料から開始される傾向にあります。

20~40%
2社間取引、信用力が低い、売掛金額が非常に小さい場合

消費税は?

ファクタリングは「売掛債権の譲渡・金銭債権の譲受け」に該当し、非課税となります。そのため消費税についても発生せず、非課税となります。

ファクタリングの手数料は高い?

例えば「30日後の100万円の売掛金を80万円で売る(手数料20.0%)」というケースを考えてみましょう。

この場合「80万円を借りて、30日後に100万円にして返済する」と同じ状況となります。
これを金利に換算すると、1ヶ月あたり25%、年利に換算すると300%となり、非常に高いことがわかります。

一般的な銀行融資やビジネスローンの実質年利は2~15%、法律上は20.0%の年利契約は認められていません。

この点から、ファクタリングの手数料はやはり「高い」といわざるを得ないでしょう。

まとめ

ファクタリング会社からにとっては、ファクタリング契約、とくに償還請求権の無い2社間ファクタリングは非常にリスクの高い内容です。また売掛先から回収した資金を自社の資金繰りに流用されてしまうリスクもあります。

ファクタリング会社にとっては高リスクとなる可能性が高い契約ほど、手数料は高く設定する必要があります。

中小企業の中には年利15%程度のの融資を受けることのできない企業も多くあります。スピードや審査の通過率を考慮すると、ファクタリングは有効的な資金調達手段であることは違いありません。
しかし手数料負担が高額となることも考慮しておきましょう。

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